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みんな仲良く (ウィスキーの新時代 Ⅰ ) vol.623 [others ウイスキー]

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もうとっくに ゴールデンウィークが過ぎ、 早くも夏を 感じさせるくらいの 暑さもあれば、

まだまだ冷える 夜もあり、 体の管理が 難しい季節です。




ただ、 この暑さで、 ゴールデンウィーク前に 植えた ミント が 大きく育ちました。

と、 いうわけで、 ミント2016、 解禁 します。



ただやはり、 どんな時期でも 体調を崩されませんよう、 お気を付け下さい。




崩す といえば、 先月 Eテレで 月一放送の 「 ニッポンのジレンマ 」 という番組

たまたま観ていたら、 「 ディスラプト 」 という 言葉を テーマに 教育について 議論していました。



この 「 disrupt 」 、 アメリカの IT業界で 使われ始めたそうで、 

直訳だと 破壊する事、 崩壊させる事

だそうですが、 ダイナミックな価値観の 変容を促す言葉 と なっているようです。



例えば 電子メールによって FAXが なくなりつつある 現状が挙げられるか と思います。



革新的なものは 革新的であることを 誇張したいのか、 ちょっと前までは

イノベーション とか 言っていたような気がするのですが、 少し 意味合いも

違うのでしょうし、 変化が激しいですね と 感じています。




このような、 劇的な変革 と いうわけではないですが、

私は 洋酒の世界の人間で、 最近 この業界の変化を とても感じています。


それは 当然 メーカーから 発売される製品から 感じるわけで、 

既存から外れる 面白いものが たくさん出てきました。



その中でも、 とても素晴らしい アイデアのものが 入荷致しました。

今回は そのお酒の ご紹介です。




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ハイウエスト キャンプファイヤー   ¥1,400






アメリカの ウィスキーは、 バーボン、 ライ、 ウィート、 コーンの 4つのカテゴリと

それらの基準に入らない アメリカンウィスキー が あります。

こちらは、 アメリカンウィスキー です。


アメリカンウィスキー


バーボンなどの カテゴリと アメリカンウィスキーの カテゴリの関係は 基本的に

上位と下位の 関係でした。



基本的に ニュートラルスピリッツ に バーボンやライを混ぜ、 ウィスキーの風味を もったものが

アメリカンウィスキーの ほとんどを 占めています。


こういうものを ウィスキー と いっていいのかは、 賛否が分かれる ところでしょう。


実際、 ウィスキーの定義 と いうものは グローバルでは 存在しておらず、 国によって 違います。

例えば、 イチローズモルト 秩父蒸留所の シングルモルトは アメリカに 輸出されていますが、

アメリカでの モルトウィスキーは 内側を焦がした 新樽で熟成していないと いけません。

ですので、 アメリカでは シングルモルトの 表記がない そうです。

( スコッチ の シングルモルト は 例外なんだそうです! )


アメリカは 特に バーボン や ライなど と、 アメリカンウィスキーの 表示の差は 大きいのです。


ただ、 この キャンプファイヤーは 一切 ニュートラルスピリッツを 使っていません。

使われている 原酒は、

バーボン ( 75%Corn、 21%Rye、 4%barley malt )

ライ ( 95%Rye、 5%Barley malt )

スコットランドの ブレンデッドモルトウィスキー ( アイラは入っておらず、 スモーキーなもの )

です。


おそらく、 バーボン と ライ と スモーキーモルト の ブレンドは 世界で 初めてです。

原酒の 一つ一つは それだけで ちゃんとしたカテゴリに 属す事のできるもので、

それ故、 他の アメリカンウィスキーとは 一線を 画しています。




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ただ、 私が すごく惹かれたのは、 『 キャンプファイヤー 』 という ネーミング です。



キャンプファイヤー で イメージされるのは、 火 と 煙。

バーボン と ライ は、 火で 内側を 焦がした樽によって 熟成。

スモーキーモルト は、 原料に 泥炭の煙が 染み込んでいます。

世界中の お酒の中で 樽の内側を 「 焦がさなくてはならない 」 のは、

ウィートの 1銘柄を除くと バーボン と ライ のみです。



火 と 煙 にまつわる ウィスキー同士、 いわゆる 「 仲間 」 を ブレンドすることによって、

仲間と ゆっくり、 または 仲間になりたい人と 楽しむための 場としての 『 キャンプファイヤー 』 と

繋げたのは 偶然だとしても 素晴らしいと 思います。


なにしろ 世界初のもの ですから、 興味のある方は お早めに どうぞ。



既存のカテゴリを 踏まえたうえで、 その中に 収まらない 自由な発想のものは、

消費者の 知識が豊富でないと なかなか 受け入れられないでしょうが、

今、 ウィスキーは とうとう その新しい時代に 入ってきたのでは ないでしょうか。



ただ、 みんな仲良く 発展しているところは お酒のいいところ かもしれませんね。



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